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フェルメール展と『真珠の耳飾りの少女』 [イベント・コンサート・演劇等]

フェルメール展 看板.jpg 仕事の研修が上野であったのを好機とばかり
東京都美術館で開催されている
フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち☆を…
10月末日に観覧しました♪ 記事に書こう!と思いつつ、時間が過ぎてしまってたんですけど、
美術展に足を運んだのを機会に ずっと観たいと思って見過ごしてしまった映画作品

真珠の耳飾りの少女 通常版

真珠の耳飾りの少女 通常版

  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • メディア: DVD


を 今さらながらレンタルで観ましたら、俄然 記事にUPしたくなってきて!
   註)『真珠の耳飾りの少女』[アート]は 今美術展には展示されてません!!

そう。この美術展を会場で体験して とにかく思ったのは、
舞台となった オランダの街=デルフトの空気感・その街で生きる人々の呼吸が
今 目の前で息づいている感覚。。。(*^。^*)
…とか感じていた そのままに、[映画]映像になって動き出してる映画作品だったので[目][exclamation×2]
公開当時から秀作と評判の高かった…『真珠の耳飾りの少女』[映画]…と思いますが、
私の関心の的は 女優として台頭してきていたスカーレット・ヨハンソンばかりだった気が。
(^^ゞ
実際に フェルメールの絵や デルフトの風景を描いた絵画作品を 目の当たりにした後に
この映画を観た…このタイミングに、今さらながら感謝してたりします♪ ^m^
もちろん この映画のドラマはフィクションですので、あまりに“絵の雰囲気そのまま”だからと言って
“映画で描かれたまま”を 史実みたいに思い込んでも いけませんが、
画家と(その)家族がパトロンに依存していた様子とか 当時のデルフトでの生活実感は
解説の活字から思い描くよりも REALに感じることができたように思います。
実際、他の画家の作品には
『女主人への支払い』『金を天秤にかける男』na~nte作品もあり。f(◎o◎;)
どうして こんな場面が 描く主題になるのか!?…惑ふ絵画も あったりしましたが、
小都市デルフトの当時の市民のリアルな場面☆と 後からながら納得できた気がしました。

で。この会場での音声ガイド[音楽]なんですが[ひらめき]
Color印刷のガイドシート を ペンでtouchすると聞こえる[耳]という仕様☆
 (タッチペンを首から“ぶら下げ” 要所でガイドシートをPushするんですネ。)
フェルメールの作品枠には、“その時代を音楽でも感じてもらいたい”旨の企画で
東京藝大-音楽学部による演奏が聴けるよ~になってました[るんるん]
平日だったんですけど(フェルメール作品の前は特に[あせあせ(飛び散る汗)])非常に混み合っていたので、
待ってる間に“まず音楽から”雰囲気に浸ることができました[わーい(嬉しい顔)][手(チョキ)]

フェルメール展「iタッチ・ガイドシート」.jpg
 持ち帰ったガイドシート☆これだけで機能しないのが残念。。。(ーー;)

私 個人としては…フェルメール(&デルフトスタイル絵画)と接する前に
ピカソ展を堪能していた…のでしたが、(時代とともに画法が変遷していたピカソでありますが…)
ほとばしる情念を“ぶつける”よ~に描いていた(←ように感じた)作品群に圧倒された後、
デルフト・スタイル=静けさの中に確かに宿る表情に触れた…そんな感覚は
柔らかな日差しに温められたような 心の和む体験となりました。(#^.^#)b
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チヨロギ

おぉ、まさに芸術三昧ですね。うらやましぃ~☆
こちらの音声ガイドはタッチ式&音楽付きですか!
どんどん進化しているんですね。
シートが写真付きなのも、あとで振り返るのに便利そう。
それにしても、平日でもまだ混んでいるとはびっくり。
ほとぼりが冷めたらとか思っていましたが、
このまま会期終了まで混雑しっぱなしなんでしょうかねぇ。
by チヨロギ (2008-11-08 23:12) 

たいちさん

作品数の少ないフェルメールを、7点も一度に見れるなんて、羨ましいですね。大阪へ巡展しないのが、悔しいです。
by たいちさん (2008-11-08 23:54) 

流星☆彡

☆チヨロギ様
長年 朝日新聞とってる“ご褒美”の[__プレゼント]招待券のおかげです。
今秋 立て続けに美術展を巡ってみて、音声ガイドの進化(内容&機材)にも
感心してる…ART鑑賞だったりしています。(^.^)
8/2から開催されてたのね。夏休みの人出も吸収してたでしょうに、
スゴイ人気ですネ。日本人の感性に合ってる気はする。特に今は穏やかに
癒されたい人が多い“ご時勢”とも思ふし。。。^^; 中学生以下=[__無料]も
一因か 学生の一行も多かったと思ふ♪ こんな光の中に身を置くこと…
東京とか日本の都市では 叶わないことですよね。絵画の風景が現在も
存続してるらしい街=デルフトに 行ってみたくなりますぅ。(゜゜)~☆
by 流星☆彡 (2008-11-09 00:27) 

流星☆彡

☆たいちさん様
そうですね。大阪に行かないなんて残念ですね。。。
絵…特に油絵は 見る角度を変えたりして目の当たりにすると 惹き込まれ度が
増しますもの♪ 実際のCanvasの大きさに 作者の意図を感じたり 印象が
変わったりすることもあるし。。。今展覧会の好評を受けて 大阪巡展に
発展したら いいのにねぇ。
by 流星☆彡 (2008-11-09 00:29) 

江州石亭

フェルメール展、東京ではなかなか行けないですねぇ。
青色の色使いはいかがでした?
by 江州石亭 (2008-11-09 08:20) 

りゅう

あ~借りればよかったなぁ。。。
タッチペン式の音声ガイド、面白そうでちょっと気になったのですが、結局借りませんでした。ハハハ♪(*’▽’)
フェルメール《小路》を鑑賞した後でこの映画を見るというのは、なかなか通な鑑賞スタイルかも~バタ ヾ(≧∇≦)〃ヾ(≧∇≦)〃バタ
光の繊細な表現、心理描写はホント見事ですよね、映像美とは、まさにこれっって感じの映画ですよね♪(^_^)/
by りゅう (2008-11-09 20:48) 

流星☆彡

☆江州石亭様
青と黄・赤の使い方が独特ですよね。人工の光とは違う太陽光が見える
感覚で。。。人並みが切れるのを待ちつつ 絵との距離を様々体験したく
ねばった(?!)んですけど、とにかく も少し空間に余裕ある会場環境で
観たい!と 切に願いました。。。
by 流星☆彡 (2008-11-09 23:23) 

流星☆彡

☆りゅう様
なんだか “音声ガイドReporter”みたいになってる自分です。(^^ゞ
一応“映画FAN”(のつもり)で、こういった時代の欧州ドラマの映像を
好んで観るほうなんですけれど、この『真珠の耳飾り…』[__映画]は ストーリーではなく
“フェルメールが描いた光”が 再現されてるだけで 感動ですネ[__ぴかぴか]
『ヴァージナルの前に座る若い女』←ホントに小さい作品で驚きました!
パトロンになれたら(!!)こんな娘(←自分ではないですよ~ん(^^ゞ )の絵を
描いてほしい!と 思ったナ♪
by 流星☆彡 (2008-11-09 23:40) 

ram

コメントがアップされなくて・・・
影の使い方が素晴らしいですよね。


by ram (2008-11-12 20:29) 

流星☆彡

☆ram様
スイマセ~ン!m(__)m 私も アイコンを Main←Subに変えたいのに
重くて変えられず、こちらのレスも遅くなってしまいました。(A-_-;)
自PCの調子が悪いのもあるし、いろいろ細工してるせいで 頁が重いことも
あるのよね。きっと。。。亀よりユルい…そんなペースでしか続けられず で
居ります。また、ゆるゆる おじゃまさせて下さいマセ。(A^_^;)/
by 流星☆彡 (2008-11-14 18:08) 

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