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根 [日記・雑感]

  これは「根」(ちなみに…デス♪)

  これは手話「ね」(ちなみに…MyHandです!)

 (今年は“自前”写真で 済ませてしまった。見事に 深爪だ~

前HandleNameの頃から 私を ご存知の方は、

「あっ!去年 同様の記事を見たことが ある…」と 思われているかも しれません。

また “あの季節”が やって来たこと。

手話通訳士だった 私の親友が亡くなった…春 4月が やって来たこと。

桜の花の撮影に赴いた公園で、ふと その木の根っこに 呼ばれたような気がして、

思い出しました。

私は、親友だった彼から、自分の名前の一文字=「ね」の手話を 教えてもらった日のことを

彼が亡くなった季節になると、本当に ごく自然に 思い出すんです。

とっても 温かくて優しい時間だったから。

彼が亡くなった '94年の4月から、早13年が 過ぎ去りました。もう一年 経ったら

彼が消えてしまってからの期間のほうが、初めて出会ってから 友情を育んでいた期間を

超えてしまう。。。そんなに時間が経ったんだ。

最近の同窓会で、誰だか分からない程 見映えの変わってしまった旧友と 再会したりして、

 (見映えが変わったのは、もちろん 自分自身も ですが。。。^^; )

改めて思う…いつまでも変わらない 彼の面影。

聴覚障碍者と健聴者との架け橋になる夢を 語っていた、夢見がちな青年のまま

また今年の春も、挫けそうな私の傍らに吹く “千の風”に なって 飛んで来てくれた彼に

今年の桜を 捧げたい。「こんな私でも、なんとか やってます。」と 伝えるために。。。 


 

彼は 亡くなるまで、結婚も せず、決まった彼女の話も(友人達 誰もが…)聞いていなかったので、

誰に 遠慮も なく、思い出させてもらいま~す。(^_^;)ゞ

 

「千の風になって」・・・小説家の新井満氏が日本語での訳詩を付けられたものの

 その元になった 原語Versionを、以下に載せてみます。

 Do not stand at my grave and weep

  Do not stand at my grave and weep
  I am not there, I do not sleep
  I am in a thousand winds that blow
  I am the softly falling snow
  I am the gentle showers of rain
  I am the fields of ripening grain
  I am in the morning hush
  I am in the graceful rush
  Of beautiful birds in circling flight
  I am the starshine of the night
  I am in the flowers that bloom
  I am in a quiet room
  I am in the birds that sing
  I am in the each lovely thing
  Do not stand at my grave and cry
  I am not there, I do not die


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チヨロギ

すてきなご友人のお話を聞かせていただき、ありがとうございます。
ちょっとふさわしくないかもしれませんが、『新選組!』での勝海舟の台詞を思い出しました。
「大事なのはどう死んだかではなく、どう生きたかだよ」
いまでもすぐ近くで、流星☆彡さんを見守ってくれているのかもしれませんね。
by チヨロギ (2007-04-03 02:15) 

jin-yuma

彼は、流星さんの心の中で
いつまでも、生きているのですね。
by jin-yuma (2007-04-03 07:14) 

桜と共に思い出がよみがえるお友達はとても素敵な人だったのですね。
「千の風になって」・・日本の曲かと思ってました(^^;
by (2007-04-03 09:55) 

「千の風になって」聞いたことがあるけれど
原文て、I am で始まるんだね!?
by (2007-04-03 10:30) 

流星☆彡

>チヨロギ様
三谷さんの素晴らしい台詞を ここに頂き、ありがとうございます!彼と共に時間を
過ごした皆にとって、思い出すことによっても 心を温めてくれる…そんな彼の生き様
だったと思います。(*^_^*)

>jin-yuma様
本当に そうですね。最近 同窓会が あったりして、より思い出す機会が あって、
思い出すことで 自分が救われていることに 改めて気づいたりしています。他の
友人共々。。。(*^_^*)

>ミラクルママ様
基になった英語詩…実は 細かいところが違う 幾つかのVersionが あるんです。
これは、多分 一番(時系列的に…)古いものでは ないか!?…と 言われている
Versionだそうです。

>thaler様
秋川雅史さんの歌唱で 昨年末「紅白」で歌われて、話題に なりましたね。
上記↑レスにも 書いたんですけど、元の詩は 作者不詳とも言われていて、
幾つかのVersionを 研究&解釈されている方も いらっしゃるんです。調べて
みたら…。このVersionには 〔You〕という単語が登場しませんよね。これは、
“〔You〕は〔I〕と共に居る”ということを表現している!…とか 解釈してる説も
ありました。(*^_^*) 興味深いですね。
by 流星☆彡 (2007-04-03 11:09) 

かおり

こんにちは!
たくさんのナイス!ありがとうございました♪
大切な友人の死、いつまでも癒えることはありませんね
自分だけが年を重ねて、自分だけがシアワセを感じて
彼の誕生日のたびに悔しい気がするんですよ^^
私の親友の話も聞いてください
http://blog.so-net.ne.jp/ajisai28/2006-06-22

6人のSMAPサイドバーに貼っていただいたんですね♪

タイトルとブログネームから察するに久保田ファンですね^^
私も彼のデビュー当時から聞いていますよ
アルバムではボンガワンガが好きかな?
また遊びに来ます
by かおり (2007-04-03 12:32) 

流星☆彡

>青い花様
親友を亡くされた記事に、おじゃましてきました。ちょっと 驚きました~。
このタイミングで、全く 偶然、男友達との死別を惜しむ記事に お誘いいただける
なんて。。。いい年を して、異性の親友の話って どうかな~!?…とか 思いつつ、
また今年も 公開記事を更新してしまった自分に、いろいろ 思うところも あったの
ですが、貴方の記事に導かれる定めが あったのかも しれませんね。

大昔のSMAP写真☆ 蟻が10ございました!m(__)m 「ホットペッパー」の
アフレコCMも 大の お気に入りなんですけど、昔の彼らの姿を見ると、もう最近
目の色が変わってしまふ(!?)ほどに 魅せられておりまして~♪(#^.^#) 他の
SHOTsも 大切にしますネ。(*^^)v
by 流星☆彡 (2007-04-03 14:55) 

親友のはなし、いいですね。手話の「ね」は流星さんにとって一生忘れることのできない思い出なんですね。
by (2007-04-03 15:04) 

流星☆彡

>cocoa051様
そうなんです。彼と居た頃は、「手話を身に付けて 役立てたい!」なんて てんで
思わなかった(実は…(^^ゞ)私だったんですけど、その後 育児の手が空いてから
習い始め、「『ね』は 分かるのよ~!何故ならね~!…」と、誰にも聞かれてない
のに(!)叫びたいような思いに 駆られて。。。^^; 居なくなってから、その存在感の
重さに気づいた…という感じでしょうか。(^_^;)ゞ
by 流星☆彡 (2007-04-03 15:22) 

noric

桜、喜んでくれてますよ。
by noric (2007-04-03 19:16) 

がぁこ

うん・・・・すんごい覚えてるよ、この最初の写真のパターン。
桜の花びらと一緒にきっと流星さんの傍に来て
この記事読んでるね。(^-^*)
by がぁこ (2007-04-03 21:57) 

Do not stand at my grave and weep

この文 I don't なのか Do not you stand なのか
stand at my だから 

I am not stand at my grave and weep

じゃないのかな。
by (2007-04-03 22:15) 

megumi

ご訪問ありがとうございます。
胸に染み入る記事ですね。
好い人ほど、早く天国に行ってしまうのでしょうか**
by megumi (2007-04-03 22:57) 

流星☆彡さんにとっては、せつない季節でもあるのですね。
でも、だからこそ、この季節には、はばたく決意もできるのでしょうね。
去年よりも今年、今年よりも来年・・・
より軽やかに、千の風に近づいていけるようでありたいですね。

それは、すべての人にとって・・・
by (2007-04-03 23:17) 

ラブ

そんなことが、あったのですね。
でも素敵な彼ですね、桜の頃に必ず思い出させてくれる
なんて。いつまでも人の心に残るって、人柄だと思います。
by ラブ (2007-04-04 08:56) 

nonkumi

よいお話しを聞かせていただきました。
「千の風・・」の英語バージョン、毎日聴いてます。予想以上に癒されてます。
by nonkumi (2007-04-04 13:59) 

Hiji-kata

流星☆彡様  ご訪問感謝します。
心のこもったコメントにも感激しました。
流星さんの自由闊達な名文に、私としては
立場がありません(笑)
このままでは面目ないので、長さだけでも負けない
ようにと、きょう本文を増量してみました。
再読頂ければ幸いです(^^)v

貴方のおっしゃる「喪失感」という言葉に、ずっしりとした
重みを感じました。
人はみな、遠い記憶をたどっていくうちに、つらい体験に
突き当たって、苦しみを追体験することがあります。
でも人間とは不思議なもので、過ぎ去った楽しい思い出
に対しても涙を流すことがありますよね。
そういう思いを「喪失感」という言葉で表すことが可能なら、
別れても涙、永らえても涙、という心理は、私のような者にも
理解できるような気がいたします。
そういう様々な経験を、みんな大なり小なり持ちながら、
じっと歯を食いしばって耐えながら生きていくんでしょうね。
そういう人生の本質を、何気ない言葉で言い当てる流星さん
の深い洞察力と表現力は素晴らしいです。
皆さんの「流星のサドル」へのあたたかい眼差しの根底に、
人間に対する深い洞察や自然に対する敬愛への強い共感
があることを、この記事からも実感いたしました(^^)

【追伸】 トラック・バック頂けたら幸いです。
by Hiji-kata (2007-04-04 15:52) 

流星☆彡

>noric様
桜って、特に日本人に とって、喪った想いを受け入れる花…となる宿命(さだめ)を
元々持っているのかも しれません。。。

>がぁこ様
写真は、去年のとは 違うんだけど ね。もちろん。桜を撮りに 近くの公園を うろうろ
してたら、また 素敵な根に出会ってしまったのさ。(^^ゞ 見ちゃったし、上手く
撮れちゃった。ほんじゃ 今年も 書こうかな。。。みたいな感じだったんです。(^-^*)

>thaler様
(?_?) “私の お墓(の前)に立って 泣かないで下さい”と その人の死を悲しむ人に
呼びかけてから、以下、“私は そこには居ません。眠ってなんか居ません。
私は、吹き渡る千の風(a thousand winds)の中に 居ます。”…等々 数々の
状況=〔I〕=亡くなった人が(実は…)こんな所に居る♪…という事を 綴っている
詩ですね。

>megumi様
お立ち寄りいただき、ありがとうございました。m(__)m
“好い人ほど、早く天国に行ってしまう”…思い当たるけど、そう あってほしくない
ですね。。。

ところで!「キャンディーズ」が、様々なPOPSアレンジを歌っていた様♪とても
楽しく 見せていただきました♪「渡○プロ」の主催・演出って、かなり昔から
「ザ・ピーナツ」とか 今見ても とってもお洒落なPOPSショーを展開していて、
たかが“歌謡曲”と 侮れないんですよね。よく あれだけ集められましたネ!
おかげで、一気に楽しめた読者が ここに居ります♪ありがとうございました!

>誠大様
若くして逝ってしまった人なので、特に 想いが あふれてしまふ時が あって。。。
“この季節に はばたく決意を された”貴男の新企画☆ 楽しみに してますよん♪
(^_^)/

>ラブ様
今回も、ふと 桜の撮影を していたら、これぞ!…という感じの根に遭遇して…。
なんだか 彼が望んでいるような気がして、記事にしてしまいました。(^_^;)ゞ

>nomusan様
英語Version…きれいな韻を踏んだ 英語詩としても 素晴らしい詩ですよね。
中盤で“別な展開をする”詩も 見つけたんですけど、これが いいな~♪と思い
載せてみました。

>土方歳三様
その記事内容を読んで 自身の体験が思い当たる時は、それこそ 書いたほうが
自分が その記事に出会った意味を 表現できるのでは ないかな!?…と 思い、
つい自身の体験等を 書いてしまうんですけど、“自由闊達”過ぎて、その方の
意図とはズレていて、ご不快を残してしまうことも あるやも しれません。長~く
書いてしまって、大変 失礼いたしました。m(__)m

私は、特に老両親を まだ亡くしていないので、「喪失感」と一言で言っても
共感できない状況も 多く あったりします。自身の年齢に鑑みて。。。ただ、
それぞれなりの「喪失感」というものは、他の人の「喪失感」と 単純に比べられる
ものでも ないので、それぞれ 想い、共感し合えたなら それは幸せな出来事
…と 思えていけたら…なんて 思い至っております。


「梅にウグイス」の真相…大変 興味深く 拝読いたしました。新たな 記事内容
加えて下さって、ありがとうございました!m(__)m
この記事を 貴方にTBするんですか?!でしたら ぜひ、貴方記事も こちらにTB
下さいマセ!(^_^)/

ここに載せた桜景←北○川緑道の桜並木ですが、貴方の桜並木と似てません
か!?よく整備されてますよね。S区緑道って☆
by 流星☆彡 (2007-04-04 18:09) 

minag

手話の「ね」は、木の根のイメージ。。。
私も忘れられなくなりました(゜-゜)
by minag (2007-04-04 21:00) 

流星☆彡

>ming様
この由来は いたって明瞭なので、とっても 印象に残りますよね。(*^_^*)
ちなみに…日本の手話で 「駅」って、未だ “切符に改札鋏を入れる”仕草
なんですけど、自動改札しか知らない世代には 通じない“言葉”ですよね。
言葉は“生き物”と 言われてますけど、「ね」に関しては、国や言語の違いを超えて
伝わる意味付けなので、不変で居続けてくれることを 希望しています。(*^^)v
by 流星☆彡 (2007-04-04 21:22) 

michan

そういえばそうでしたね。
4日前に、幼い頃からお世話になった方が亡くなりました。
人の死は、この年齢になってくると色々考えさせられます。
千の風になって、きっと吹きわたっていますね^^
by michan (2007-04-18 21:52) 

流星☆彡

>michan様
貴女ブログで お友達を亡くされた記事を 読んだ ちょうど同じ頃に、写真が
撮れて、記事に書いてみることに したんでした。(*^_^*)ゞ この木、今は
囲いをされて 手入れされてます。最初 柵を見かけた時は、切られてしまふ
のか!?と 焦って、駆け寄ってしまいました~。(*_*;A) かなりの老木
みたいなので、元気を取り戻してもらいたいです~!

4日前に!!春の別離が また一つ 増えてしまわれましたか。。。
花の息吹と共に 思い出してさしあげて下さいませね。(-人-)
by 流星☆彡 (2007-04-18 23:12) 

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