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「美内すずえと『ガラスの仮面』展」 [イベント・コンサート・演劇等]

七夕の夜☆皆様は どんなふうに過ごされたでしょうか!?

家族それぞれ別な予定が入っていたため、その夜 私は ひとり寂しく (T_T)…

 世田谷文学館で開催されていた

「美内すずえ『ガラスの仮面』展」に 足を運んできました♪(*^^)v

展覧会開催初日の この夜は、作者=美内すずえ先生が語る 名作『ガラスの仮面』トークショー

  クリアファイルにサインを頂きました♪(*^^)v 

さらに、石笛(いわぶえ)奏者と 舞踊家による 作中劇『紅天女』の公演が 特別イベントとして

上演され、もちろん その上演も目当てで、美内先生が 漫画で描いた世界観と、

漫画に留まらず 他の芸能分野の第一人者を巻き込んでの 一大芸術Performanceを

堪能して参りました~☆(#^.^#)v

私が高1の年に 連載が始まって以来、30年が経過した今なお 未完のまま続いている

『ガラスの仮面』は、

ガラスの仮面 (第42巻)

ガラスの仮面 (第42巻)

  • 作者: 美内 すずえ
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2004/12/16
  • メディア: コミック

超ロングヒット少女漫画作品として有名!元々は、演劇界に身を置く二人少女

月並みな外見の奥に未知なる才能を隠し持った少女=北島マヤ

華やかな外見・恵まれた生い立ちの裏で 血のにじむような努力を重ねている少女=姫川亜弓

中心に、ヒロインの魂の成長や 友情・恋愛模様を綴った…少女漫画の定石的ドラマで ありましたが、

美内先生の“プロをも唸らせる芸術論”や 全人類的に不変なテーマ性が、他の多くの芸能をも

巻き込む活動へと発展してきた経緯を辿っております。漫画ストーリーに登場する劇『紅天女』

2005年に 新作として 国立能楽堂で公演されてるんですからっ!

新作能 紅天女の世界―ガラスの仮面より

新作能 紅天女の世界―ガラスの仮面より

  • 作者: 氷川 まりこ, 美内 すずえ
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2006/02
  • メディア: 単行本 

  の基本を(今さらですが…)面白く読めました♪(*^^)v

たかが少女漫画 されど少女漫画☆

 

漫画のストーリーは、二人の女優が 幻の名作『紅天女』の主演を演じることを 目標にして

切磋琢磨していく…という展開のまま、その終幕を見ていない・・・現在なのですが、

トークショーでは、その『紅天女(くれない てんにょ)着想の経緯(いきさつ)と、

(その後 起こってきた…)様々な現実や 日本古来からの伝説との合致を見て

この作品は なにか大いなる人知を超えた力に動かされて 描いてきたのではないか!?

…旨の意義深いトークが聞けて、このトーク内容こそ ぜひぜひ お話したい!胸中なのですが、

自分が書くと 多分“違ったもの”に なってしまふ…と 思え、記事に書くことは控えます。

もし、(私のよ~な“なんちゃってFAN”ではなく…)生粋の美内ファンで、聞きた~い!という方が

いらっしゃったら、おっしゃって下さいマセ!別に お知らせしますね♪ ^m^

 『紅天女』の舞台ですが…

赤い着物の方が 舞踊家 ・ 中央が 石笛(いわぶえ)奏者 ・ 右端が 美内先生)

文学館の中庭をバックに 薪能(←1度、明治神宮で観ました♪)のような風情で

夕暮れが夜になる景色の中で 演じられ、一度限りの贅沢な共演に 鼓 いえ 網膜鼓(!?)を

打ちましたぞよ!!人の手を加えていない…「石笛(いわぶえ)」=石に穴が開いたもの(!?)の音も

荘厳な響きで (日頃は、寺社等での奉納舞を本職とされている…)舞踊家の方と 打ち合わせも

あまり持てずに(!!!)演じられた…との 完成度の高いPerformanceに、かって少女だった私も

外国人の方々(←も いらっしゃいました)も、大いに魅せられた一夜で ありました☆

 終演後サイン会での美内先生☆

 

漫画の原画や ストーリー解説の展示は、 夏休み期間ず~っと開催されています♪

 現実の…

PRポスターに混ざって、作中劇の公演PRポスターが 館内に貼り出されていたり

 現実の お祝いの花に混じって…

↑『紫のバラの人』からも お花が届いていたり♪(#^m^#)

漫画のストーリーを知ってるFANにとっては、現実と想像の世界を倒錯して(!)楽しめるよ~な工夫が

随所に!原画を間近に見て その美しさに感銘するだけでも、充分 楽しめます♪

お近くの美内すずえファンの方は ぜひ!(^_^)/   世田谷文学館って…

 古(いにしえ)の 旧武家屋敷と表裏一体で

素敵な空間を作り出していて、いい所です~♪ 同じS区でも 我が家からは遠いのが

ちょい残念な点ですが。。。(^_^;)ゞ


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がぁこ

あぁぁ紫のバラの方からもお祝いが来てるなんて
ヤルなぁ♪(ノ゚ω゚)ノ
サインもらえちゃっていいな~~~。
てか実物のセンセーって・・・・・・( ̄≠ ̄)クチチャック♪
ワタシも中学生の時までハマって読んでたけど
今はじぇんじぇん・・・。(;-ω-)
by がぁこ (2007-07-08 22:46) 

じゃすみん

これ。。。
私の東京の家の近くです;;
自転車で行けちゃいます。
絶対に東京にすんでたら行くのに。。。orz
なんで?なんで私が福岡にいるときに。。。

それはそうと、コミックはぜんぜん進んでいませんがどうなってるんでしょうね。
こういう催しもいいのですが、中途半端なままのコミックをどうにかしてほしい^^;
by じゃすみん (2007-07-08 23:35) 

そうそう 話がなかなか進まないんですよねぇ 
(お休みが多くて・・・)
紫のバラの人 演出がニクイですね♡ 
by (2007-07-08 23:48) 

流星☆彡

>がぁこ様
私も ところどころ抜けてる感じの読み経歴なんです。実は…[汗] フレッツのコンテンツで
アニメversionのプロローグが配信されてるのを見たりすると、また 再読の機会に
なったりする 昨今です。f^^; 娘さんを連れて来て、子供が喜んでる 母娘が居て、
ちょっと うらやましい光景だったナ。(~_~;)ゞ
( ̄≠ ̄)クチチャック♪←大変よく出来ました~☆ なかなか思い通りにならない年齢でも
あるのよ~ん。鋭く指摘は 控えて下されマセ~!我が身にも積まされますので。。。[汗汗]

>じゃすみん様
原作の未完・・・トークによると…なかなか“これ”と言った 『紅天女』像の具体的な
顔が浮かばなかったところに、ここに来て、京都の寺院の古木に その姿を見たり、
能面師が 彫り上げてくれた面の顔が 見事だったり、仏師が 実際に梅の木で観音像を
彫る事が 具体的に進んできたりしてて、急に 周辺の事態が 『紅天女』具現化へ展開を
始めたんですって!!今年~来年に 大きく進展する可能性 大みたいです~♪

この辺りに お住まいでしたか!良い環境ですよネ。また このareaに帰ってこられる
予定なのかな?!この文学館では、著者に会えるよ~なイベントが多く開催されるので、
私も よく足を運ぶんです~♪(*^^)v

>みほ様
物語の進展・・・↑上にも書きましたが、今年~来年が 大きな節目に なりそうです
よん♪(#^.^#)
展示室内には、「マヤの部屋」とかも設営されてて、ファンには楽しめる趣向が
凝らされてました。^m^
by 流星☆彡 (2007-07-09 00:26) 

美内 すずえさんの漫画は私もよく読んでたけど、この方がそうなのね!!
なるほど~~~♪(^~^)うふ 30年もストーリー続いていたら
登場人物も歳をとるのかしらね(^^; まとめ読みするのも大変だわ。
by (2007-07-09 10:52) 

チヨロギ

作中劇のポスターまでつくるなんて、凝ってるぅ~。楽しそう!
私、連載開始当初は人に借りて読んだりしていたんですけど、
少女漫画自体からだんだん遠ざかってしまって・・・。
30年を経てなお次の展開を構想中とは、すごいですね。
連載を中断して教祖様になってしまった某山本先生とは違って(笑)、
美内先生にはゆっくりとでも描きつづけていただきたいですね^^
by チヨロギ (2007-07-09 10:56) 

綺華

亡くなった高校時代の友人は演劇部に所属してて、彼女から教えてもらって
読み始めたのが「ガラスの仮面」でした。

私が実際に読んでいたのは、紅天女を決める為に月影先生とあゆみさんとマヤが
合宿みたいなのをしている頃だったんですが・・・・
先日漫画喫茶で続きを読んだらまだやってた(;^_^A

そっか・・・そろそろ動き出すんだ・・・楽しみだなぁ♪
by 綺華 (2007-07-09 14:41) 

少女コミックの世界も依然として健在なんですね。
by (2007-07-09 15:41) 

流星☆彡

>ミラクルママ様
私は、映画で まず観て⇒原作を読む…パターンが多くて、『デスノート』も 実写映画⇒
コミックス全巻読破!に 至ったんですけど、今回は 作者のトーク内容に感銘を受けて
まばら読みだった原作を完全読破したい!p(^_^)q 意欲に駆られているんです~♪
でも!この作品の まとめ読みは、かなりHardでしょうね[汗汗]

>チヨロギ様
私は 某先生の『エースを ねらえ!』に感化されて テニス少女だった青春時代が
あるもので、この作品に感化されて 演劇少女になった(かっての…)少女達って
かなりの数に昇ると思ふのよ~☆お婆の記憶の定かなうち(!?)に 完結させて、
かっての少女達を 納得させてあげてほしいデス~。(^_^;)

>ayaka様
「絵」を描くCreatorは 皆さん そうなんでしょうか。
トークによると・・・「紅天女」は、夢枕に まず “着物姿の女性”のClearな映像が
ふっと現れて、その帯の感じから ○○時代の日本女性⇒天女…との着想が生まれた
のだそ~です。つまり、あれこれ考えあぐねて搾り出すのではなく、降って来たような
映像が湧くと、その企画は成功する…実感が あるんですって!最初の着想は 極めて
明快だったから、その後の具現化が滞っていたところ、最近 様々な出逢いが 「紅
天女」に結びつくように なってきてる・・・とのこと。これは 大いに期待できますよね~☆

>cocoa051様
作者も読者も 共に年齢を重ねてきて、さて その完結は[!?]…という 重大な局面では
ありますね。f^^; 男性陣が、ウルトラマン生誕40周年に湧き立つのと 同様な心理
では!?(^^ゞ

>Krause様
Thank You for Your Nice!(^_^)/
by 流星☆彡 (2007-07-09 16:03) 

☆エリー♪☆

すご~い!
内容の濃い有意義な週末をお過ごしだったんですねぇ。
ガラスの仮面、懐かしいです ^^
by ☆エリー♪☆ (2007-07-09 16:26) 

流星☆彡

>☆エリー♪☆様
ほぇ~(・・? お年頃の子供を どこかへ行かせるのに お金が かかって、自分は
低予算で過ごせる公共施設に行ったんですよ~ん[汗汗] でも、入館料・イベント観覧込みで
¥1,000.[お金]だから、なかなか[チョキ]でしょ !?
by 流星☆彡 (2007-07-09 16:35) 

minag

旧武家屋敷と近代的建築物が作り出す空間。。。
行ってみたくなりました(@_@。
by minag (2007-07-09 21:05) 

びっけ

わーっ! こんなすてきな展示会をやっているのですね。
夏休みの予定に早速入れておきます!
石笛・・・素朴で繊細な音がするのでしょうか?
紅天女のイメージに合う楽器ですね。
『ガラスの仮面』・・・超大作ですねぇ。
私も、随分前に読むのをストップしてしまったので、これからストーリーを追うとなると、嬉しい悲鳴になりそうです。(笑)
by びっけ (2007-07-09 22:00) 

流星☆彡

>ming様
周辺には他に何も無いんですけど、ここだけ 不思議な空間に なってます♪
屋敷や蔵の中も 覗いてみたかったりしますが、中は ど~なってるんだろ~(・・?
生活に利用してるのかな[!?]

>びっけ様
懐かしのマンガ・アニメ…と言ったら びっけさん[チョキ][ラブラブハート]と思い この日の前に覗きに伺って
いたんですけど、美内すずえさん記事は なかった~[しょぼ~ん] ですよね?!
石笛(いわぶえ)←演奏直前まで 包んだ布を解かれないで=多分 冷やさないため!?
なかなか楽器(←と言って いいのか悪いのか?!)の姿が 見られなかったんです。
神秘的な響きでしたよ♪横笛も吹かれたんですけど、木管と違った響きで[ぴかぴか]
この前日には 比叡山で『紅天女』の能上演があった…とのこと。こういった活動も
波が来るときに応えなければならないから、最近は そちらに比重が向いてしまったんで
しょうね。でも、満を持して、『ガラスの仮面』ストーリーの完結も 迎えてほしいもの
です~☆
by 流星☆彡 (2007-07-09 23:18) 

noric

世田谷文学館、いい趣きですね。
by noric (2007-07-10 22:48) 

流星☆彡

>noric様
建物&周辺環境自体が 趣き深いので、被写体として撮影されてるカメラマンも多く
居らっしゃるんではないかな~!
by 流星☆彡 (2007-07-10 23:10) 

流星☆彡

>アグエロ様
>tanamasa63様
Thank You for Your Nice!(^_^)/
by 流星☆彡 (2007-07-11 18:06) 

ラブ

七夕…私は寝相の悪い友達と二人で、淋しく…笑。

美内すずえさんって、有名ですねぇ。こういう感じの方なのか…。
少女マンガの、黄金期ですね。
by ラブ (2007-07-13 10:03) 

流星☆彡

>ラブ様
お友達のKickを受けたり 下敷きに なったりして(?)夜を過ごされたのね~[汗]
'70年代後半の乙女(!?)達は、ホント 少女マンガで 世界が廻ってましたよね。他にも
いろいろ♪って選択肢が あまり無かった時代でしたから。。。f^^;
by 流星☆彡 (2007-07-13 20:16) 

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